アルトコインの取引所として有名なBinanceは、WebSocketとRESTのAPIを提供しており、板情報はWebSocket、注文はREST、というように使い分けることができる。
また、サードパーティのPyhon Libraryが存在するため、簡単にbotの開発を行うことができる。
BinanceのAPI
APIの仕様書はGitHub上で公開されており、確認することができる。
WebSocket
REST
BinanceのAPIにはRate limitによるIP BANと、機械学習によるbot検知BANが存在するため、高頻度に取引をする場合には板情報の取得はRESTではなくWebSocketを使うのがおすすめ。
https://support.binance.com/hc/en-us/articles/115003235691-Binance-API-Trading-Rules
サードパーティのPython Library
python-binanceというサードパーティのライブラリが存在する。
ドキュメントも充実している。
Welcome to python-binance v0.6.5 — python-binance 0.2.0 documentation
APIを使用する上での諸注意
BinanceのAPIはkeyを発行する際に、Read Info、 Enable Trading、Enable Withdrawalsという3段階の権限設定ができるため、必要最低限の権限を付与すると良い。
また、IPアドレスで制限をかけることもできるため、設定しておくのがおすすめ。
まとめ
BinanceはWebSocketとRESTのAPIを提供しており、板情報はWebSocket、注文はRESTという形で使い分けることができる。
python-binanceというサードパーティのライブラリが存在するため、簡単にbotの開発に入ることができる。
APIのkeyを発行する際は、必要最低限の権限を付与し、IPアドレスで制限をかけるのがおすすめ。