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叩けシンプルの杖

モックAPIを使ってアプリの開発をスムーズに進める

mokable.ioという実際に叩けるモックAPIを作れるサービスがあります。

これを使うとアプリの開発をスムーズに進められることが分かったので、書いておきます。

モックAPIを使った開発フロー

  1. クライアント側のエンジニアがAPIのレスポンス(仮)を考える
  2. APIレスポンス(仮)を元に皆で話し合ってレスポンスを確定させる
  3. サーバー側のエンジニアはAPIの開発をする。その間、クライアント側のエンジニアはモックAPIを使って機能を実装する
  4. 実際のAPIが完成したらそれと差し替えて動作チェックをする
  5. リリース!

この開発フローのメリットは主に二つです。

APIの開発とクライアントの開発が同時進行で進む

モックAPIを利用して開発を進めるため、「APIの実装待ち」という状況が発生しづらいです。 また、実際に叩けるモックAPIを使用することで、実装完了後はURLを差し替えて動作をチェックするだけで済みます。

APIの仕様確定が早まり、実装後の仕様変更が少なくなる

モックAPIを作るには、きちんとAPIのレスポンスが確定していなければなりません。 そのため、最初にきちんとAPIのレスポンスを確定させようという想いが生まれます。 また、クライアント側のエンジニアにとっては、「APIがまだ完成してないから開発に入れない」という言い訳が通用しなくなるため、クライアントのエンジニアがAPIの仕様策定に進んで参加するようになります。

クライアント側のエンジニアがAPIの仕様策定に参加することで、クライアント側にとって使いやすいAPIが生まれ、APIが完成した後の仕様変更が減ります。(「こういうデータが足りなかった」「ここのデータ構造が使いづらい」等が減る)

まとめ

モックAPIを使用することで、APIの開発とクライアントの開発を同時進行で進めることができ、開発がスムーズになります。 また、APIの仕様確定が早まり、実装後の仕様変更も少なくなる効果もありました。

mokable.ioを賢く使ってアプリの開発速度を上げましょう。