mokable.ioという実際に叩けるモックAPIを作れるサービスがあります。
これを使うとアプリの開発をスムーズに進められることが分かったので、書いておきます。
モックAPIを使った開発フロー
- クライアント側のエンジニアがAPIのレスポンス(仮)を考える
- APIレスポンス(仮)を元に皆で話し合ってレスポンスを確定させる
- サーバー側のエンジニアはAPIの開発をする。その間、クライアント側のエンジニアはモックAPIを使って機能を実装する
- 実際のAPIが完成したらそれと差し替えて動作チェックをする
- リリース!
この開発フローのメリットは主に二つです。
APIの開発とクライアントの開発が同時進行で進む
モックAPIを利用して開発を進めるため、「APIの実装待ち」という状況が発生しづらいです。 また、実際に叩けるモックAPIを使用することで、実装完了後はURLを差し替えて動作をチェックするだけで済みます。
APIの仕様確定が早まり、実装後の仕様変更が少なくなる
モックAPIを作るには、きちんとAPIのレスポンスが確定していなければなりません。 そのため、最初にきちんとAPIのレスポンスを確定させようという想いが生まれます。 また、クライアント側のエンジニアにとっては、「APIがまだ完成してないから開発に入れない」という言い訳が通用しなくなるため、クライアントのエンジニアがAPIの仕様策定に進んで参加するようになります。
クライアント側のエンジニアがAPIの仕様策定に参加することで、クライアント側にとって使いやすいAPIが生まれ、APIが完成した後の仕様変更が減ります。(「こういうデータが足りなかった」「ここのデータ構造が使いづらい」等が減る)
まとめ
モックAPIを使用することで、APIの開発とクライアントの開発を同時進行で進めることができ、開発がスムーズになります。 また、APIの仕様確定が早まり、実装後の仕様変更も少なくなる効果もありました。
mokable.ioを賢く使ってアプリの開発速度を上げましょう。