最近は、健康のため、可能な限り一食の品数を増やし、バランスの良い食事を心がけています。
今回は、一人暮らしの狭いキッチン、コンロ一つという条件下で料理を並列化し、可能な限り品数を増やす方法をご紹介します。
実際の結果がこのような感じになります。
概要
- ルール
- 単体で完成に近い食品を買う
- 包丁を使う必要のない食材を買う
- 下処理を一気にやる
- 汁物と煮物を同時に作る
- 余熱を使う
- 鍋以外で一品作る
ルール
この記事は、以下の自分ルール下でのノウハウです。ご理解ください。
- 可能な限り1品でも多く品数を増やす
- 1時間弱のタイムアタック(ご飯が炊き上がるまでの時間)
- 惣菜は禁止。ただし加工食品は許可
単体で完成に近い食品を買う
まずいきなりチートに近いですが、単体で完成に近い商品を買うことで、少ない手間で品数を増やせます。 これらを副菜に活用しましょう。
おすすめの食品が以下の物になります。
- おかず
- 納豆
- 豆腐(冷奴)
- ちくわ、はんぺん
- 温泉卵
- 海苔
- サラダ
- ベビーリーフ
- ミニトマト
- もやし
- キャベツ
- デザート
- ヨーグルト
- ヤクルト
包丁を使う必要のない食材を買う
火を通す必要のある食材であっても、包丁を使う必要のないものを買えば、調理が短縮できます。
具体的には、カット野菜*1、ミンチや細切れ肉などです。 魚も、お店によっては調理をお願いすることができますので活用しましょう。
下処理を一気にやる
食材の下処理は一度にまとめてやりましょう。
例えば、味噌汁、煮物、焼き物を同時に作る場合、それらに必要な食材の下処理は、一番最初にまとめて済ませておきます。
下処理をまとめて済ませておくことで、まな板を調理中の作業スペースとして活用できるようになります。
一人暮らしの狭いキッチンでも、シンクの端にまな板をおいて作業スペースを確保することで、スムーズに調理が進みます。
汁物と煮物を同時に作る
出汁を取り、その出汁を活用して汁物と煮物を作りましょう。
具体例としては、上記の写真にある味噌汁とかぼちゃ煮を同時に作るパターンを考えます。
- 出汁を多めに取る
- 出汁を鍋A(汁物)と鍋B(煮物)に分ける
- 鍋Aに豆腐を入れておく(出汁の余熱で火を通す)
- 鍋Bをコンロにかけ、かぼちゃを煮る
- 鍋Bをコンロから外し、余熱で火を通す
- 鍋Aをコンロにかけ、味噌を入れる
といったような手順になります。慣れるとコンロ一つでも汁物と煮物を並列で作れるようになります。
余熱を利用する
上でも書きましたが、コンロが一つしかない中で複数の調理をするためには余熱を活用する必要があります。
余熱を利用する際には、熱伝導率が低く、保温性の高いステンレスなどの鍋を使うのをおすすめします。
鍋以外で一品作る
コンロで煮物などを調理している間にも、ボウルを使って一品作ることができます。
以下のようなものが鍋を火にかけている短時間でも作れておすすめです。
- ベビーリーフとミニトマトのサラダ
- ごま油の塩キャベツサラダ
- ちくわのゴマしそ和え
火を使わず、和えるだけの料理をしましょう。
まとめ
一人暮らしの狭いキッチンでも、調理を並列化することで、品数が多く、バランスの取れた食事を作ることができます。
単体で完成に近い食品や、包丁を使う必要のない食材を買い、下処理は一気にやりましょう。 また、余熱を使い、汁物と煮物を同時に作ったり、調理中に鍋以外で一品作ることで、品数を増やすことができます。
*1:きちんとパッケージしてあるものより、お店の人がカットした感じのカット野菜を買ってます。安心。